久々読み返したテニスの気づき都大会編
読み返しながら気になったところをメモしていたので、ちょっとまとめました。
まずは都大会編まで!
◇テニス特有の擬音「ボーン」
ボーン
ボーーン
ボ~~~ン
◇初登場菊丸「アイツがそう言うんだからそうじゃねぇの?」
初期菊丸「もうすぐ部長達も帰ってくるし見つかったらどやされるぜ!」
いやほんと誰丸?手塚のことを部長って呼んでいるのも面白いし、「達」が相棒大石のことだと思うと余計に面白い。ちなみに菊丸が確立したのは12話だった。
◇大石やたら不二のステップの遅れを指摘する
レギュラー初練習シーンの大石君は不二のステップの遅れを指摘しているんだけど、よく読むと部長代理のときも同じことを指摘している。不二のステップ問題。
◇第一ボタンまで外す手塚
手塚はカラーまで着けているイメージだったので意外。生徒会長が外しているんだから全校生徒みんな第一ボタンをつけていないのかもしれない。
◇1年にかまいがちなレギュラーかわいいな
トリオが試合を見てきゃいきゃいしているときにスッと絡みにやってくるレギュラー陣おもに桃不二乾がかわいくて好き。青学のレギュラー同士の試合に熱中しているのがかわいいんだろうな。
◇乾の「パワーやテクニックなど派手さはないけど詰め将棋のような穴のないテニス」は初試合からずっと貫かれているのえらいよ
リョーマ対乾の校内ランキング戦を見ながらの不二のセリフ。確かにあまり意識していなかったけれど、一撃必殺の大技を繰り出すタイプではない乾が作中一貫して自分のスタイルを曲げないでいられるのがすごい。きっと己の戦い方への自信と誇りのあらわれなんだろう。
◇君は俺よりテニスのセンスもある、とはっきり言える乾人格者すぎる。そして自分を負かせたリョーマと海堂を見て「青学もまだまだ強くなるな」と笑える乾の器のでかさよ。
またも乾の話。いやほんと乾先輩の器の大きさ海の如し。目の前のド生意気な一年生に対して自分よりセンスがあるだのハッキリ言って強いだの言えるのすごい。
青学ナンバースリーとして名を馳せここ半年レギュラー落ちもしていなかった自分が後輩に負けてレギュラー落ちをしてしまったのに、自分よりも青学の勝利を見据えているところに乾の魅力を感じる。
◇桃は序盤の乾の「70%位の力で抑えて打った方が確実性が増す」をずっと覚えていてあのスタイルになったのか
関東大会以降でいわゆる曲者スタイルになったわけだが、そのルーツはここだったのか。覚えていないものだなぁ。
◇24歳で外車に乗る由美子姉さん
すごいな。都内一等地で朝ご飯にカンパーニュを食べる家は違うな。
◇勝ったのに正座させられる桃とリョーマ
このシーンかわいくて大好き。テニミュでも再現してほしい。
◇九鬼に腕つかまれて「放せよ」とすごむ手塚好きすぎるからテニミュではよ(そして隣で彼女面する不二)
跡部に真田に木手に千歳、誰からどんな絡まれ方をしても“無”な手塚が珍しくイラつくシーン。彼女面不二もセットでよろしく。
◇不動峰ほんと泣けるな
不動峰の回想シーン何度読んでも感動する。テニミュだと曲中ですべて済まされちゃうからここも全部劇中で演じてほしいな。「許可でるかな」「でるまでねばるさ」
◇校内でも他校でも女子人気の高い手塚
キャー手塚さん!さすが手塚。きっとみんな「幸村君はやくコートで見たいね」とか「滝さん準になっちゃったんだ残念」とか「また千石から合コンの誘いきたんだけど」とか話しているんだろうね。
◇ほぼ桃しか呼んでいないマムシの異名を知っている神尾なに?
なんだろうね。どこで聞いたんだろうね。
◇部活を諦めて小さい弟たちの世話をする朋ちゃんえらすぎる
朋ちゃん部活もしたいんだろうに、毎日家に帰って弟の世話をしてるの本当頭下がるわ。リョーマの試合も見に行きたいのに弟の世話で行けなかったりするし。
◇扉絵では16貫あるわさび寿司が2ページ後には残り3貫になってるんだけど、これ不二が数分の間で13貫も食べたってことよな?どんだけお腹すいてたん?
一気にわさび寿司を13貫も吸う不二なに?
◇ゾンビを撃つゲームを持ってるタカさん
モノポリーも持ってるタカさんなに?
◇赤澤「バカとハサミは使いようってか」
原作の赤澤くんは意外と賢しい子。
◇乾「いいデータとれました?」
魚釣りが第一声で「釣れてますか?」と聞くように、挨拶の際は「いいデータとれました?」と最初に聞くのがデータマンの礼儀。
◇観月は青学オーダーをどう予想していたんだろうか
D1大石菊丸S3リョーマS2不二S1手塚は予想通りとして、残るD2は誰だと思っていたんだろう。スネイク対策はしていたから海堂は予想していたとして、桃城とのダブルスを予想外と言っていたわけだし。タカさんか乾と踏んでいたのか??乾海堂ダブルスを見越していた観月・・・???
◇手塚が球拾い時代から桃と海堂を見守り続けていたのやば
手塚の回想というかたちで二人の一年生のときの姿が出てくるのすごくいいよね。ずっと二人を見ていたんだね。
◇ドロップショットの処理が逆足なのずっと気になっている海堂
ライバル視しているもののちゃんと互いのことをよく見ているのかわいい。先の話だけどこういう細かいところが四天宝寺戦のマスクにつながるんだろうな。
◇菊丸の集中力が限界だと語る観月に対してニタ~っと笑う桃リョかわゆ
かわいい。
◇裕太の打倒兄貴に燃えるところを利用したり何かと人の感情を使おうとする観月だけど、赤澤と金田の先輩後輩の絆を信じている一面もあるんだよな
そこをうまく使ってダブルスにしたわけだけど、「だてに背中を追っていない」と思うということはそれだけ観月も二人のことをそんな風に見ていたってことだもんな。
◇充電完了してザウッとボールに飛び込む見開き菊丸ほんとカッコイイ
ほんとカッコイイ。口元隠れてて目だけカッと開いていてとにかくカッコイイ。
◇必殺死んだふり攻撃のタヌキ菊丸くそかわ
かわいすぎる。もっと商用利用してほしい。
◇いつになくいいタイミングだ、の手塚美しいな…いつもちゃんと見てるんだよね後輩のことを…
手塚は美しい。
◇今読むと観月が裕太に近づいてルドに引き込むシーン完全に新興宗教の勧誘で泣いちゃった
向こうから興味を持つように仕向けてじわじわ引き込んでいくのやり手すぎてこわいわ。裕太がこれからいろんな人に騙されないか心配。連載当時は何も思ってなかったけど大人になって読むとマジで怖い。
◇「別にアンタの兄貴だけじゃないだろ、強いのは」「アンタの目標は兄貴なんだろうけど 俺は上にいくよ」ずっと父が天井にいたけれどそこに現れた手塚によって目標がかわったリョーマだからこそ言えた言葉
ここ改めて漫画で読むと振り向きざまに言うリョーマがめちゃめちゃカッコいい。このあとの裕太の「上に行くなんてのは俺に勝ってからにしろよ」に対して「もちろん」と返すんだけど、そのリョーマの顔がめちゃめちゃのめちゃカッコいい。
◇言うこと聞かずに負けた裕太をシカトする観月も勧誘の常套手段で怖い。
ちなみにこのシーンはテニミュ1stと2ndだと野村が存在しないため、虚無に向かって「野村君」と声をかけている。怖い。
◇ちゃんと全国区選手をチェックしてる赤澤さすが
えらいよ♪
◇神尾が跡部に言い返すシーンかっこよいからテニミュにも入れてほしいけどそうなるといろいろ組みなおしが必要になるからこれは漫画だけで楽しめる要素にしておこう
杏ちゃん必須だし杏ちゃんが出てくるとテニミュにおける跡部のキャラもブレちゃうからもうこれは仕方ない。でもこのシーンかっこよくて好きなんじゃ。
◇家では一人称が俺になる不二君
「俺もアイツにモーニングコールでもしてやろうかな」誰だこの発言??とはいえ朝ご飯でカンパーニュかワッフルを選べられる家すごすぎる。ちなみに私はパン屋でバイトしていたけど朝ご飯にカンパーニュを食べたくなる日は一回もこなかった。あれで腹は膨れんのよ。
◇手塚のゆるいご両親
かわいい。手塚が着替えて「おはようございます」と言ってるときにあくびをしながら早いわね~と言って出てくる母:彩名あまりにかわいい。父:国春も寝ぐせつけたまま出てくるしあまりにかわいい。でも息子の表情の違いを母だけは気づく。あまりにかわいい。
◇「テニスはリョーマ目線なので年上の人たちはみんな大人に描かれている」説に則って、10.5巻オマケで激朗らかな家庭に見えている海堂母目線のテニスめちゃめちゃ読みてぇ
多分みんなゆるキャラに見えているはず。
◇父ちゃん母ちゃんと呼ぶ菊丸
ちなみに犬は姉ちゃんが飼っていてオウムは母ちゃんが飼っているらしい。ペットって家族みんなで飼うものではないのか?オウムならまだしも犬を姉だけのペットにするのはなかなか厳しくないか?
◇運動神経いい朋ちゃん
カッコいいよね。「帰宅部だけど体育祭で大活躍する子」になりそう。カッコいい。
◇亜久津、銀華で金盗むしフツーに悪い奴なんだよな。あと金の数え方が完全に銀行員。
テニミュではこのシーンないからそこまで悪い奴に見えないんだけどガッツリと犯罪行為よ。グシャッと持たずにピッと揃えて一枚ずつキッチリ数えるの完全に銀行員。
◇休日も仲良く図書館に行く手塚大石。手塚はネックレスまでしちゃってまぁ。
仲いいよね。大石は学校生活だと菊丸より手塚と一緒にいる印象あるし、普通に仲いいんだろうね。手塚もネックレスとかするんだね。
◇越前つれてこいやと言うのにその場を去ろうとするとボールをぶつけてくる亜久津ワガママプリンセス
一生越前呼べないよ。
◇タカさん尾行回の扉絵ほんと最高
かわいいから見たことない人絶対見て。
◇ったく世の中どーなっちまってんだ
タカさんが女を泣かせたシーンを見た菊丸の一言。タカさんの言動で世を憂う菊丸なに?
◇タカさんがファミレスで女性を泣かせたシーンを見たリョ桃乾菊の言動
桃「見ろ泣かせた?!ウッソー」
菊「ったく世の中どーなっちまってんだ」
乾「やるな河村…」
リ「スミにおけないっスね」
桃「おけねーよ」
(リョーマが注文したデカいパフェがくる)
菊「おチビいーの頼んでんじゃん!!」
桃「もー今日はタカさんのおごりだな!」
「おーうめぇ!」
この流れがあまりにジェットコースターで面白すぎる。パフェのときはもはやタカさんのこと絶対飽きてるし。
◇攻めろ強くなれが聞こえてくる
誰に…だって…ひとつや…ふたつ…弱点はある…
◇北條中が5位決定戦でハデにやられたことも知ってる亜久津
テニス部員らしく中学テニスの情報はちゃんと仕入れている。まじめか?
◇(太一…あのチビは俺がきっちり料理してやるよ)
まるでリョーマが太一に悪さをしたかのような言い方をするな。何もしとらんだろ。個人情報を教えてあげたんだから感謝こそすれ。
◇大石が熊の大五郎のことを「英二の家にあるアノよく倒れる巨大ヌイグルミ」と認識してるってことは、大石が家に来てる間にも大五郎が倒れては菊丸が起こし倒れては起こしを繰り返してるってことよな。かわいい。
菊丸が起こしてなかったら大石の認識では「アノいつも倒れている巨大ヌイグルミ」になるはずだもの。ちゃんと起こしてあげる菊丸やさしい~!がしかし、そもそも大五郎がよく倒れるのは幼き頃の菊丸が雑に扱ったせいなのでこの行為はその罪滅ぼしだと思う。
◇(千石について)小さな体をめいっぱい使って高い打点から打ち下ろすサーブ、を乾が言うのもいいね
恵まれた体格を持つ乾だけど、それを武器と思いこそすれ小柄な選手を不利とも思わないところいいよね。
◇手塚の「お前は強い」を信じてジャックナイフを打つ桃の「俺は強い」がとにかくカッコイイ。
手塚、本当によくみんなのことを見ているんだよね。そして自分のことをよく見てくれている手塚を信じている桃。自分のことを信じてくれている手塚を信じることで、自分をより信じられるようになる姿、桃の成長の記録だ。
◇伴爺「サムライ南次郎の血縁のものでは…」
竜崎監督「おや伴爺 今頃気付いたのかい」
終盤に言われるまで気付かなかった青学レギュラー陣&トリオ「え?!リョーマくんって伝説のテニスプレイヤーサムライ南次郎の息子なんですか?!」
千歳「おや青学レギュラー陣 やっと気づいたとね」
◇ラケットとボールが乱雑に置いてある山吹中治安が悪すぎる
出場校中一番治安が悪いやもしれぬ。
◇緩急をつけてみましょうの伴爺ゾクッとくるな
常にニコニコした顔をしている伴爺だからこそできる演出。
◇亜久津が負けることでテニスへの情熱を得させようとしていた伴爺という存在やっぱりテニミュにほしいよ
亜久津がテニスをする理由の一つに伴爺がいるからやっぱり伴爺ほしいよ~。
◇桃城「タカさんの彼女だ」
大石「え“え~っ」
なんだ大石のその反応は。タカさんに彼女がいてもいいだろ。
◇よくよく考えると中一の男の子が「骨格も大きいし」と言うのなかなか見どころが…
壇くんが泣きながら亜久津の退部を止めるシーン。中学生のころ人の骨格とかみてた?
久々に読むと新たな気付きがたくさんありました。楽しい。テニスは一生楽しい。