ときめきメモリアル Girls Side 4th Heartsというゲームに出てくる風真玲太という男の話です。
この記事では主人公は「マリィ」と呼んでいます。
風真玲太、おもしれー男…
風真玲太はこれまでのときメモメインキャラと一風変わっています。
- マリィと幼馴染
- マリィと結婚しようと思っていた
- 9歳に親の仕事の都合でイギリスへ
という経歴を持ち主なんですが、ここまではまぁよくある流れ。
風真玲太は、それからずっとマリィへの想いを抱えたまま過ごし、マリィと高校生活を送るために日本へ単身戻ってきたんです。
7年越しの日本。
風真玲太は舞い上がります。
風真玲太は、夢に見たマリィとの学校生活を送ります。
風真玲太は、マリィと結婚するつもりで日々を過ごします。
風真玲太は、ことあるごとに「昔と変わらない」「お前らしい」を口にします。
こわいんよ
でも、風真玲太はかわいそうな男なんです。
風真玲太はずっとマリィと一緒にいたかったのに引き裂かれてしまって、それで「いつか一緒にまたあの頃のように学校生活を送りたい」と思っていたんです。
それで「7年前と変わらない」と言い続けて過去の姿ばかりを追うんですよ。
あまりにも一途すぎるし、あまりにも愚かすぎる。
なにかと「あのころ」の話をし、9歳の頃に話した結婚の願いごとも今も変わらないものだと思っている。
最初は「変わっていない」と信じて過ごしずっと接近してくる風真玲太。
風真玲太をデートに誘わないでいると、徐々に距離ができてしまい、関わることも少なくなります。
きっとこの間で
- 自分がいない間に変わってしまったこと
- 自分が気づかないうちに自分も変わってしまったこと
に気づいたんじゃないでしょうか。
マリィも、もちろん風真玲太の理想通りに過ごしてきたわけではありません。もしかしたら出会った時に彼氏がいてもおかしくない。
そんなこと「思いもしない」ところが風真玲太のこわいところというか、盲信してしまうところというか、幼く自己中なところというか、人間らしさというか、奢っている部分というか…。
「理想の高校生活」を過ごせなかったとしても胸を張って生きてくれ。
そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
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私は1周目を風真玲太一途でクリアをして、2周目でなんとな〜く御影先生を選んだんですよね。
これが、悪夢の始まりでした。
2周目もなんとなく仲が良いままの風真玲太。
チョコも毎年高級を渡し、
先生からデートがないとぷらぷらとデートに誘い、
誕生日プレゼントももちろん渡し…。
風真玲太とマリィは3年間同じクラス。
御影先生も3年間担任。
御影先生が3年間担任を受け持ったのは、風真玲太とマリィだけです。
そして来る3年生2月末。
風真玲太は己と決着をつけるべくイギリスへ飛び立ちます。
風真玲太がイギリスへ行っている間に、御影先生から教会で告白されてEND。
風真玲太からすると、自分がイギリスへ行っている間に3年間青春を共にした担任と片思い中の幼馴染が恋人になっていたんです。
ひどすぎる。泣いちゃった。
でも、私は思うんです。
それは私のエゴだって。
マリィは、風真玲太なんて気にせず好きな人と付き合えばいいんです。
10年間思われ続けた人であっても、どんなに自分のことを好いてくれている人であっても「その人と結ばれないといけない」はずはないんです。
マリィも自分が本当に好きになった人と結ばれて欲しいものです。
そして風真玲太も、マリィと一緒になれなかったとしても、マリィを思い続けたそれまでの10年は無駄ではなかったと思って欲しいです。
マリィのために勉強して運動して仕事もできるようになって、ひたすらカッコつけ続けた風真玲太を、私は肯定したい。
水平線が光る朝に
風真の希望が崩れ落ちて
風に飛ばされる欠片に
マリィが綺麗と呟いてる
きっと別の人の一途ルートを進む世界線の風真玲太にとっての3年間は、過去とマリィと自分を精算する3年間だと思います。
どうか、本多・七ツ森とぐだぐだ仲良しトリオで楽しく雑で健康的な青春を謳歌してくれ。
ちなみに
私はいつも攻略対象毎に適当に名前をつけているのですが、風真ルートではその日に食べたさつまいもがめちゃくちゃ美味しかったので「紅 はるか」という名前にしました。
秋デートで風真玲太が満面の笑みで焼き芋を食べるスチルが出て涙を流して笑いました。サイコーにおもしれー男だよ、風真玲太。
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みんなもときメモGS4をやろう！
（お前の動き、キレッキレ）
おまけ
AIが作った当記事タイトル
