セロリ案件

世界を征服しようぜ

秒で過ぎた5年間の備忘録

ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン全国大会青学VS立海後編を観ました。最後の試合。本公演最後の演目。

3rd初演から観続けて本当によかったと思わせてくれる最高の公演でした。テニスは俺の全て。


3rdを通して観て、良かったと感じた演出・曲・解釈、課題だなと思った点を備忘録として書き連ねていきたいと思います!



『これが青学レギュラー陣なのだ!』
とてもカッコいいレギュラーの姿を見せてくれたこと、青学ファンとして感謝申し上げます。



『勝利への躍動』
聖ルドルフ公演のM1!これは本当にずっと好きです。あれ?2戦目だよね?全国大会はじまった??と勘違いするほど気合いの入った曲。かっこよすぎる。



『お前はお前で俺は俺』
所用で観劇できなかった伊武推しの友人の首根っこ掴んでライビュに連れていった思い出がこの曲に詰まってます。



『一陣の風』
山吹中のことを「山から吹き上げる一陣の風」と称したことは3rd功績三本指に入ることだと個人的に思っているんです。これほんと!
山吹校歌がやっと出た上に校名に準えた歌詞に学校の雰囲気がきちんと出ていて感動しました。テンション上がる曲調も好きです。最高。



『シャカリキ・ファイト・ブンブン』
発表聞いたときは「どんなトリップしながら作った曲なんだ」と思いました。わりといい歌詞が続くも中盤から始まる無限シャカブンで記憶が徐々に失われていくも止まらない我々の動き。「ドリライで両手にペンライトを持って無限シャカブンを本能で踊りながら周囲に誰が客降りしてるか探す」奇妙な姿まだまだ見たい。



『ベストテンション2016』
古田リョーマの全てが詰まった曲。この熱量を観て聞いて感じてほしい。



『女の子とハグハグ』
「大人はよく言う 勝利の旨酒」から読み取れる剣太郎の周りを取り巻く大人の治安の悪さが面白すぎて入れてしまいました。
2nd以前の「女の子とチュー」から「女の子からチュー」へと微妙に変化してるのも謎で好き。剣太郎の嗜好の変化か。



「前試合のハイライト&フィナーレ組曲
これがほぼ毎試合入ってくる演出本当にいい!ずっとやっててほしい。ずっと見ていられる。かっっっっこいい。どこに入れるべきか悩んで妙なところにいれてしまった…。



『南の島から来た刺客』
2ndの歌詞をそのままにリメイクされたこの曲。これまで沖縄民謡のイメージから脱却できずにいた比嘉が新しくラップカルチャーを身に付けた進化の瞬間。2ndのPVコレクションで謎路地裏で謎悪衣装で歌う当時の比嘉の努力が報われた瞬間です。
曲自体にラップは入っていないのですが、2ndで何ともノリ辛い曲だったのでそこが大幅に改善されて本来の持ち味を出してくれました。感謝。



『一人でダブルス』
も~~~~~これ。菊丸のオタクなので語るとうるさいので自重しますが、菊丸の心情の変化と大石との信頼関係を上手に表してくれて感謝しかないです。「シングルスでさえダブルスにしてしまうほど」彼はダブルスをしたかったんですよ……そこ…!菊丸の真骨頂な試合を新キャストではなく六角から試合を重ねてきたあの菊丸だから出来たんだなぁとしみじみ感じます。感謝。



『天衣無縫への極みへ~ウィニングロード』
(わ!リョーマくんカッコいい。下向きでお顔見えないな。)と思わせながら「駆け抜けろーーウィニングローーーード」で上げる美しいお顔を見て死ぬ。



『うちらのハートはパーカッション』
この曲をここで持ってくるか~~~~!!!重い空気を一蹴してくれる四天ありがとう。やってくる青学・立海メンツを一緒に踊らせてくれてありがとう。感謝。



『マッチポイント~チェックメイト~ウィニングロード』
テニミュのなかで暫定一番好きな『マッチポイント』が最後に出てくるなんて誰か予想出来ましたか??出来ませんよね???(パーカッション終わってあぁもう最後の曲か…なんだろう…流れ的にウィニングロードのフィナーレverかな…あれっこのイントロえっ嘘でしょ………マッチポイント………??!?!?!)で号泣です。号の泣。優勝。



『ハイライト』
「絶対に勝つ それだけで生きてきた 絶対に勝つ それだけの毎日」と歌うチームに囲まれての試合ハイライトは気合いと闘志が伝わってすごくいいですね……!



3rdはこれまでの2シーズンを踏まえて「分けるところは分ける・まとめるところはまとめる」をきちんとしてくれていたことが「大事なところは詳しく描き、略せるところははじく」に繋がっていて全体的に良かったです!ダラダラも無く忙しなさもなく。

強いて言えば関東立海はもうちょっと細かく出来なかったかな…時間も厳しいだろうけど…とゴニョゴニョ思ったり。まぁ関東立海があまりに良すぎて急遽凱旋に飛んだ人間なので何も言えないな…。

全国立海は分けたことでライバルズの意味も各試合の重量感も勝ちに向けた青学のプロセスも負けた立海のアフターケアもしっかり出来ていて満足度の高い公演でした!



一番課題だと思っていることは「新曲と既存曲との折り合い」です。
M1は新曲で最後のフィナーレでは既存曲が流れるというパターンが割りと多くて、既存曲が流れるとそりゃ嬉しいのですが今シーズンから初めて来てその曲を知らない人もたくさんいるはずなのでそれならフィナーレも新曲でよくないか…?と思うことが多々ありました。
せっかく新しい曲で公演が始まってるのになぁ、でも既存曲が聞けるのはそれはそれで嬉しいし、とこれまたゴニョゴニョ勝手に悩んでしまいました。最適解をください。



あと四天戦で福岡飛ばしされたのはホント…泣いたので……
関東立海公演の福岡サンパレスの入りが本当に悪くてこのままだと来なくなる!ヤバい!と悩んで友達に「もっと招致しないと」と焦りながら電話したら「あなたは十分貢献してるよ」と呆れられたりされながら比嘉と全氷で盛り返して安堵したのも束の間…。そんな折の出来事だったのでメソメソうじうじしていた四天公演期間でした。もっと人呼ぶので地方公演を今後ともよろしくお願いします。



あっという間の5年でしたが、「この出来事はルドのとき?」「この旅行は関東立海の年だ!」などなど、この5年の私の記憶がテニミュ3rdシーズンとともにあることを2nd同様嬉しく思います。


この世のテニミュを愛する皆さんに幸あらんことを。





4thで会おう!